あたいがみなかみで一番通っている温泉が「さなざわ㞢テラス」だ。第二のお家には風呂がないので、毎回ここで湯に浸かる。もう10回以上通っている、あたいのホームだ。正式には「さなざわのテラス」と読み、株式会社VILLAGE INC(ヴィレッジインク)が運営する、月夜野の棚田に囲まれた宿泊施設。2021年10月にリニューアルオープンした。お湯は真沢温泉(真沢の湯)。みなかみ18湯に数えられる一軒宿の温泉で、この湯に泊まれるのはさなざわ㞢テラスだけだ。ちなみにみなかみには宝川温泉や水上高原など個性豊かな湯が18も揃っていて、その一つひとつが別の名湯なんだ。
お気に入りは、こじんまりした露天風呂
今の一番のお気に入りが、ここの露天風呂。決して大きくはない、こじんまりとした湯船なんだけど、目の前にドンと棚田が広がる。この景色が絶品なんだ。泉質も自慢で、「美人の湯」と呼ばれる高pHのアルカリ性単純温泉。手ざわりがなめらかになるのがわかる、トロトロの湯だ。
日帰りでも入れる。営業は12:00〜20:00(最終受付19:00)、定休日は水曜と不定休。入浴料は大人900円、小人500円、宿泊は17,000円〜。
まだ入っていない、貸切サウナ
実はあたい、まだサウナには入っていない。でも、ずっと行ってみたいと思っている。ここのサウナは、棚田を一望できる貸切のバレルサウナ。地元の薪を熱源にしていて、2時間ごとの貸切利用。個人やグループで貸し切れるやつだ。4人まで入れて、自分で薪を足して温度を上げられる「ストロングスタイル」。ロウリュで体感100℃近くまで上がり、水風呂は利根川源流域のやわらかい水、ととのいは棚田を見下ろす外気浴という贅沢。条件がそろえば天の川まで見えるほど空気が澄んでいるそうで、夜のサウナも気になっている。
アクセスとモデルプラン
上越新幹線の上毛高原駅から車で約5分。宿泊なら事前予約で送迎もしてくれる。車なら月夜野IC・水上ICから約15分で、無料駐車場が約25台分ある。あたいのおすすめは、上毛高原駅から歩いて向かうハイキングコース。坂道を登る道のりだけど、のどかな景色を楽しみながら向かうのは気持ちがいい。
- 食事:がっつりした食事の用意はないので、麓で食べてから向かうのが安心。
- 泊まり:一棟貸しで宿泊もできるので、泊まりとセットが一番ゆったりできる。
- サウナ:別料金で貸切サウナを追加できる。日帰りで温泉だけ、でもOK。
締めは「月夜野ホタルの里」で
さなざわの帰り道、初夏なら絶対に寄ってほしいのが「月夜野ホタルの里」だ。北関東一とも言われる自然発生のホタルの名所で、多い日には約800匹もの同時乱舞が見られることもある。ゲンジ・ヘイケ・クロマドの3種類が生息していて、約2kmの遊歩道を散策しながら観賞できる。しかも上毛高原駅から徒歩3分という近さ。新幹線でふらっと来て、ホタルを見て帰れる稀有な場所なんだ。
見頃は例年6月中旬から7月上旬。飛ぶのは20時から21時頃がピークで、気温20〜25度、雨上がりで湿度の高い蒸し暑い夜ほどよく飛ぶ。2026年の公式案内は6月13日(土)〜7月12日(日)の20時〜21時だ。
観賞地はホタル保護のためかなり暗い。懐中電灯やスマホのライト、カメラのフラッシュは使用禁止。草むらにはヤマビルや蚊がいることもあるので、長袖・長ズボン・運動靴で。足元が暗いので、ながらスマホは厳禁だよ。金・土・日の最盛期は町営駐車場がすぐ満車になって渋滞も起きるので、週末は公共交通がおすすめ。食堂や売店は夜8時頃には閉まるので、食事やトイレは先に済ませておこう。
そして締めの新幹線。上毛高原駅 22:37発の「とき346号」が東京行きの最終で、東京駅着は23:40。ホタルを見てからこれに乗れば、車がなくても東京から日帰りでホタル観賞ができる。東京近郊の人なら、なんとかお家にたどり着けるはずだ。温泉でととのって、蛍の光に包まれて帰る。みなかみの初夏、最高の一日になると思う。